母親学級 第1回
先週の話になりますが、区が実施している母親学級に参加してきました。
正直なところ、それほど期待していなかったのですが、結果的には行ってよかった。
なぜ期待していなかったかというと、今日び、たいていの基本的な情報ってネットで得られるし、(もちろん玉石混交だけど、ある程度リテラシーがあれば、そこそこ信頼できそうな情報にたどり着けるし、)そこでしか得られない情報ってそんなにないんじゃないかなということが一つ。
もう一つには、区が開催する母親学級って、自分が好ましいと思わない「母親規範」みたいなものを、前面に押し出してくるんじゃなかろうかという懸念が(それほど根拠はないけど)あって。
妊娠・出産・育児に関して、こういうことを言い出すと、きりがないと言えばないかもしれないのですが、率直に言えば、そもそもなんで「母親学級」があって「父親学級」はないんだろうと思うし。(「両親学級」はあるけど。)
でも結果的に、直接助産師さんの話を聞いて参考になったし、自分が忌避する「母親規範」のようなものが提示されることもなかったように感じました。
あとは、プログラムの中で、他の参加者とざっくばらんに話をするタイムがあり、普段妊婦さんと出会う機会はほとんどないので、それが単純に楽しかった。
ネットや雑誌でいくらでも情報は得られるけれど、直接話すって大切だなと思ったのでした。